職種紹介 01
開発
研究開発職は、主に表面処理としてプラズマ窒化とPVDコーティングの開発を行っています。
プラズマ窒化とは鋼に窒素を浸透させることにより硬くする方法です。PVDコーティングとは硬くて耐熱性、潤滑性、離型性に優れる硬質膜を金属表面に生成する方法です。どちらも工具や金型の生産性や寿命を向上する画期的な技術です。
以前は市販の処理装置で生産を行っていました。しかし、成型技術の向上とともにお客様の要求は高くなっており、現在は処理装置の自社開発まで手掛けています。
装置開発では新商品のコンセプトに合わせ、最適な部材を使った独自の装置設計を行いました。
装置を組み立て、正常に処理ができるよう条件や動作プログラムなど調整をして完成です。
お客様がお困りの金型トラブルを調査するのも研究開発職の重要な業務です。
電子顕微鏡やマイクロスコープで金型の表面や断面を観察し、損傷原因を突き止めます。
弊社では20種類以上の表面処理をラインナップしており、その中から最適な表面処理を提案します。
どの社員も入社した時から知識があったわけではありません。
開発業務を通して経験し、学習の積み重ねで開発に挑戦しています。私たちと世界初の表面処理を開発しませんか?

職種紹介 02
製造スタッフ
製造の作業の流れを簡単に記載すると、製品の受け入れ、洗浄、処理、検査、出荷になります。
まず、製品の受入では、客先のニーズを確認するとともに受入れ時の製品状態を検査します。傷ついていた場合、処理の作業が無駄になるだけでなく、お客様の貴重な時間を消費してしまうので入念に確認しています。
受入検査で問題がない場合は処理の準備に入ります。
処理条件を決定し、製品を洗浄して完全に汚れを除去してから生産装置に取り付けて処理を開始します。処理が完了したら装置から取り出し、品質検査をします。その後、傷がつかないように梱包して宅配便でお客様へ届けます。
受入れから出荷までの顧客要求内容や処理内容、品質結果などを生産システムにデータ入力し、納品書の発行などの事務処理も製造の仕事の1つです。
これらの一連の生産以外にも、設備の維持管理メンテナンスや修理を適時おこない、常にベストな状態で処理生産ができるように努めています。

職種紹介 03
営業
私たちの活動は新規の顧客開拓と既存顧客のフォローに比重を置き、会社の顔となってお客様と接するお仕事です。
新規の顧客開拓では日本各地で開催される展示会に出展し、北熱の名前や処理技術の認知を広めて新規顧客の拡大を図っています。
時には、日本の各県の企業を訪問したりして新規の顧客の開拓に取り組んでいます。
既存顧客のフォローではお客様のもとに訪問し、処理後の製品の性能性や寿命の状況を確認して、お客様の満足度を調査しています。
定期的に訪問することで人間関係を構築し、お客様の相談しやすい環境を整えることを大切にしています。
しかし、人間関係が構築できても信頼されるためにはお客様にメリットのある提案ができなくてはいけません。
お客様から困りごとに対して性能、寿命の向上を実現する最適な表面改質処理の提案を行える知識は必要になってきます。
もちろん、知識は入社してから業務の中で身についていくので、現在分からないことがあってもご安心ください。
